コレクション展 OHARAコレクション・ハイライト―収集の軌跡:絵画・彫刻編
2025.05.01
常に同時代と未来を見つめてきた大原美術館―当館は、日本で最初に西洋美術を常設展示するミュージアムとして、1930年に産声をあげました。もうすぐ百寿を迎えようとしています。今回は、この100年に至ろうとする歴史の旅を、その前史から「コレクションづくり」、つまり「作品収集」を手がかりとしてご紹介いたします。
エル・グレコが1600年頃に制作した絵画と、19世紀後半の西洋美術から21世紀の日本の現代アートまでを含む作品約80件に、写真などの資料も交えながら、皆さまにOHARAコレクションの収集の軌跡を辿っていただけるよう展示を構成しました。この皆さまの目の前に広がるOHARAコレクションが、いかにして生まれ、受け継がれてきたのか、そして、今後どのような展開をしていくのかという「コレクションづくり」の物語に思いを巡らせながら、その中に息づく人間ドラマや時代の空気を、数々の名品とともに味わっていただければ幸いです。
会期:2024年9月28日~
会場:大原美術館 本館
*会期中、一部、展示作品の入れ替え、ならびに展示内容に変更がございます。展示作品の詳細は「展示作品リスト」でご確認ください。
*開館時間、休館日は大原美術館に準じます。
*大原美術館の入館料で本展もご覧いただけます。