この度、公益財団法人大原芸術財団は、一般財団法人クラレ財団の助成を受け、所蔵するエル・グレコ《受胎告知》の修復事業を実施いたします。

約６０年ぶりとなる修復作業には、スペインのプラド美術館より専門の修復家を招聘いたします。この事業のため２０２５年７月８日（火）から再展示の日（未定）まで、《受胎告知》の展示はございません。また、作業終了後もすぐに再展示できるかは未定のため、再展示のスケジュールは追ってお知らせさせて頂きます。

１．作業期間：２０２５年７月１４日（月）～８月中旬（予定）

再展示予定：２０２５年９月以降

※２０２５年７月８日（火）から再展示まで、エル・グレコ《受胎告知》の展示はございません。

２．本事業について

エル・グレコ《受胎告知》修復事業は一般財団法人クラレ財団の助成を受け実施いたします。

なお、2026年に創立100周年を迎える株式会社クラレの記念事業として、本修復作業の過程を動画撮影いたします。また、エル・グレコ《受胎告知》をはじめとした公益財団法人大原芸術財団所蔵作品の一部を高精細デジタル画像化いたします。 これらを編集しTV番組として後日放送を企画しております。