公益財団法人大原美術館

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大原美術館代表理事
大原あかね

孫三郎の友人であった児島虎次郎、虎次郎の「日本の若い画学生に西洋絵画を」の思いに共感した印象派の画家たち、 總一郎が懇意にしていた工芸の作家たち、そして、虎次郎のアトリエで制作をするARKOの作家たち。私たちは常に同時代の作家とともにいました。
ピカソの絵の前で模写をする子たち、エジプトの陶片に見入る若者たちのグループには車いすの方もいらっしゃいます。虎次郎の絵画を仲良く御覧になるご年配のご夫妻。 棟方の版画を見上げているのはどこの国からのお客様でしょうか。私たちはすべての鑑賞者のためにありたいと願っています。
私たち大原美術館は、日本の岡山の倉敷にある小さな美術館ですが、先人たちの思いを胸に刻み、過去を尊び、未来を見つめて、今を歩んでいます。

大原美術館館長
三浦篤

人はなぜ美術館に行くのでしょうか。人間が創り出した芸術の精髄がそこにあるからです。優れた美術作品に触れて、感覚や思考を活性化させ、新たな視野と気づきを手に入れませんか。大原美術館は、近現代を中心とした西洋美術と日本美術の傑作のほか、中国や古代オリエントの美術、日本の近代工芸も所蔵しています。多様な文化を母胎とするこれらの貴重な作品を保存、研究、展示すると同時に、最先端のアーティストたちと並走し、地域社会との連携も行う総合美術館です。あなたにとって大切な作品をここでぜひとも見つけて下さい。
「発信と交流」を推し進める多彩な企画にも参加してみて下さい。大原美術館はきっとあなたと美術を結びつける架け橋になるはずです。

使命宣言

  • No1

    アートとアーティスト
    に対する使命

    先人の偉業を保全・顕彰し、
    新しい創造活動への挑戦を支援・推進します。

  • No2

    あらゆる「鑑賞者」
    に対する使命

    人生がより豊かで真実味あるものとなるように、
    美術や文化に接する自由で良質の場を提供します。

  • No3

    子どもたち
    に対する使命

    明日を担う子どもたちが幼児から
    美術や文化にかかわることが
    出来るように、さまざまな体験の場を提供します。

  • No4

    地域
    に対する使命

    誇りと愛着を持って倉敷に生き、
    質の良い日本と世界の出会いの場として
    地域とともに生き続けます。

  • No5

    日本と世界
    に対する使命

    世界の人々の相互理解と融和を進め、
    日本文化の心根を広く世に伝えるために、
    「多文化理解の装置」としての美術館を磨き高めます。

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