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アマン・ジャン 「
アマン・ジャン 「ヴェニスの祭
エル・グレコ 「受胎告知
ゲラン 「タンバリンを持つイタリアの女
クールベ 「秋の海
クラウス 「二月
ゴーギャン 「かぐわしき大地
コッテ 「老馬
コロー 「ラ・フェルテ=ミロンの風景
シニャック 「オーヴェルシーの運河
シャヴァンヌ 「幻想
セガンティーニ 「アルプスの真昼
セザンヌ 「水浴
セザンヌ 「風景
デルヴァン 「連馬
トゥールーズ=ロートレック 「マルトX夫人の肖像―ボルドー
ドガ 「赤い衣裳をつけた三人の踊り子
ドニ 「
ピサロ 「りんご採り
ピサロ 「ポントワーズのロンデスト家の中庭
ブールデル 「ベートーベン像
フレデリック 「万有は死に帰す、されど神の愛は万有をして蘇らしめん
ホドラー 「木を伐る人
マネ 「薄布のある帽子をかぶる女
ミレー 「グレヴィユの断崖
モネ 「睡蓮
モネ 「積みわら
モロー 「雅歌
ラファエリ 「アニエールの街路
ル・シダネル 「夕暮の小卓
ルソー 「牛のいる風景-パリ近郊の眺め,バニュー村
ルノワール 「泉による女
レールマン 「小径
ロダン 「カレーの市民―ジャン=デール
ロダン  「説教する聖ヨハネ
 

■解説
エドモン=フランソワ・アマン=ジャン(1860-1936)は、フランスの画家。サロン系展覧会の多くに出品し活躍しました。
「髪」はサロン開催前の展覧会に出品されたもの。サロン出品作の下絵つまり構想画にあたります。下絵とはいえ、ていねいに描かれており、完成度の高い作品です。

■エピソード
この作品は、児島が1908(明治41)年から5年間のヨーロッパ留学中に、パリのアトリエでアマン=ジャン本人より譲り受けたもの。
アマン=ジャンは、その当時フランスで大変人気のある画家でした。児島は、その彼の作品を「日本にいる画家のためにとても勉強になる」と考え、大原孫三郎に購入を願い出たのです。これが、期せずして大原美術館の収集作品・第1号となりました。
ゲント美術学校のデルヴァン校長の紹介を受けていたこともあり、これがきっかけとなって、アマン=ジャンと児島は親交を深めてゆきました。児島は、アマン=ジャンに自分の作品の批評を頼んだり、モネやマティスなどの画家や画廊などを紹介してもらったり、自分の代わりに絵の購入を依頼するほどになりました。制作上の助言のみならず、その後の作品の収集にも多大な助力を受けたのです。
この「髪」という作品は、児島とアマン=ジャンとの友情の、また、大原美術館の発展のきっかけとなった記念すべき作品なのです。